週刊 “日之影 on my mind” vol.6

「駆り立てられた気持ち」 (第6期 宮崎県日之影町派遣)

浦和から1,300km17時間アクセル踏んで、
やっとこさたどり着いたというのに、
5年ぶりの日之影(里帰り)だというのに、
役場に入るなり「わが何しちょっとか!はよ着替えんか!」と
担当課長から歓迎のお言葉。
作業着になると同時にスコップを握り、
役場の倉庫から土砂を掻い出した。ひたすら。

昨年9月、荒れ狂う台風14号の様を伝えるニュースは、
ここ数年のものとは迫りくるものが違っていた。
埼玉の1年分の雨を各地に2日で降らし、
五ヶ瀬川上流の高千穂町や椎葉村では土砂崩れ、
下流の北方町では役場が2階まで浸水する映像。
で、その間に位置する日之影町はいったい…。

やっと役場職員の友人Aと連絡がとれた。
人的被害は無いとのことだが、
川に沿う集落と役場は2階にまで水が迫る勢いだったとのこと。
そして「こんな時こそ協力隊は手伝いに来い!」と彼。

「今なんじゃないか」と気持ちが動いた。
見ず知らずの町に行くのではない。
ボクはあの町を知っている。
人々を知っている。
道を知っている。
「救援」なんて出来ないけど、ちょっとした「手伝い」は出来るはず。
そうだ「行けばいいんだ!」。
車にバッグを放り込んだ。

消毒の手伝いをしながら集落を回った。
柱しか残されていない家。
家財が流されてしまったり、使いものにならなくなってしまった家。
傾いてしまった家。

でも、被害に遭われた家の人々は(ボクが会った人々は)
過ぎたことを悲観する暇などないとばかりに、
せっせと片づけをされていた。
条件の悪いリスタートのはずなのに、
ゴールは遠くて見えないはずなのに、
しっかり軸足を踏みこみ、蹴り足は振りあげられていた。

5日間だけだったが、少しは足しになったのだろうか?

今でも仮設住宅での生活があり、列車は走る線路が無い…。
次回は仲間たちとごっとり焼酎を飲むために帰りたいものだ。

ところで近況報告ですが、
REDSと豊かな緑とギターと焼酎をこよなく愛して生きています。



地球緑化センター(NPO)が発行する機関紙
“Tamarix(タマリスク)”Vol.69(今年3月発行)から、
「緑のふるさと協力隊OB・OG近況報告」のつたない文と写真をそのまま載っけました。

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     台風の爪痕 水は民家の2Fに迫った 左は日之影小学校の体育館
 

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     '05.09.17青雲橋公園にて (UFOを呼ぶ儀式)
     ちなみに6号から時計回りにヤンP・明・7号・1号・12号の
     “日之影ファイト オー!”
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by bulldog-003 | 2006-05-26 21:03 | 日之影 on my mind
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